陸奥国分寺【むつこくぶんじ】

陸奥国分寺
写真提供:仙台市教育委員会
VRコンテンツは平成31年2〜3月公開予定

天平13年(741)、聖武天皇の勅願(ちょくがん)により全国に建立された国分寺のうちで、現在確認されているものの中では最も北に位置しています。

南北方向の中軸線にもとづいて、南大門、中門、金堂、講堂、僧房、鐘楼、塔を配置する七堂伽藍(しちどうがらん)によって構成されています。創建期の軒平瓦(のきひらがわら)には赤色顔料が付着しているものが見られることから、当時の建物は赤彩を施された豪壮なものであったことがうかがえます。