大手門【おおてもん】

大手門
資料提供:仙台市戦災復興記念館
VRコンテンツは平成31年2〜3月公開予定

大手門は仙台城全体の正門で、藩主の出入りの時や特定の儀式の時にしか開門されない特別な門です。幅約20m、高さ約12.5m、二階建てで、日本国内の城門としても最大級の大きさでした。

正確な建築時期が分かっておらず、伊達政宗による築城期の建築とする説がある一方で、政宗が仙台城を大改修した慶長10年代から元和年間(1605-1624)にかけてとする説や、二代藩主忠宗が二の丸を造った寛永10年代後半(1638-1642)とする説があります。

脇に建つ大手門脇櫓は昭和20年(1945)の空襲で大手門とともに焼失しましたが、再建され昭和42年(1967)に市に寄附されました。